花粉症治療薬には、眠くなる強い薬、眠くなりにくい弱い薬がありますが、強い弱いが花粉症に効くとは限りません。副作用の少ない、眠くならない花粉症治療薬でも効果があるものもあり、副作用の少ない花粉症治療薬を服用したいですね。
花粉対策として症状を和らげるために、早い時期から薬を飲んで対策することがあります。
抗ヒスタミン薬が花粉症治療に広く用いられている薬ですが、副作用として眠気、集中力・判断力・作業効率の低下などインペアード・パフォーマンスの状態が伴います。
インペアード・パフォーマンスは自覚しないうちに陥ることがあるため、大事なプレゼンや商談、受験生には注意が必要になります。
花粉症の症状である、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの状態のままでは、とても辛いです。
花粉症治療の抗ヒスタミン薬にも、タイプにより副作用の程度が変わるため、花粉症の症状を抑え、副作用の少ない薬を選ぶことが大切です。
抗ヒスタミン薬は、体内に入るとヒスタミンがレセプターと結合し、鼻や目の症状を起こすのを防ぎます。
元々脳内にも存在するヒスタミンは、神経伝達物質として覚醒レベルの維持、学習・記憶力の増強、摂食行動の抑制、ストレスの緩和などに影響しており、抗ヒスタミン薬の服用で一部が脳内にも移行し、脳内ヒスタミンの作用をもブロックするためインペアード・パフォーマンスが引き起こされると考えられています。
>>家庭で出来る「花粉に反応しない体作り」
抗ヒスタミン薬には第1世代、第2世代の治療薬があり、副作用の少ない花粉症の薬を服用するためには良く理解して選ぶ必要があります。
1940年代に開発された第1世代の抗ヒスタミン薬を服用した患者の3割ほどに、鎮静作用による眠気、だるさや抗コリン作用による口の渇きなどの副作用が見られ、副作用を改善したものが第2世代の抗ヒスタミン薬です。
第2世代の抗ヒスタミン薬は鼻づまりにも効果があり、花粉症治療薬のベース薬として用いられています。
第1世代の抗ヒスタミン薬を主成分にした薬が、薬局で販売されていますので、花粉症治療薬選びは慎重にしなければなりません。
眠気、集中力・判断力・作業効率の低下などインペアード・パフォーマンスを少なくするには、脳内ヒスタミンの作用をブロックしない抗ヒスタミン薬、すなわち脳に移行しにくい第2世代の薬を選ぶ必要があります。
抗ヒスタミン薬を服薬しクルマの運転者がブレーキを踏むタイミングの実験では、第1世代は第2世代より明らかにタイミングが遅れ、第2世代の脳に移行しにくい薬は薬を飲んでいない状態とほとんど変わらない結果が出ているとのことです。
>>花粉症克服!西原流免疫力向上
第2世代の抗ヒスタミン薬でも、薬によるインペアード・パフォーマンスには程度の差があり、自動車運転などへの注意書きでは「自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」という強い警告や、「操作には注意させること」というやや強い警告、そして警告の記載自体が存在しない場合があります。
花粉症の治療薬では、眠くなる薬が強い薬、眠くなりにくい薬を弱い薬と表現され、強い・弱いが、薬の効き目を表しているようですが、眠くなる薬はよく効くという認識は間違いのようです。
2種類の第2世代抗ヒスタミン薬の服用実験で、強い警告の花粉症治療薬の服用では、翌日からインペアード・パフォーマンスに陥り、意識がもうろうとし、忘れ物をするなど集中力が低下し、鼻水はなかなか止まらない。
警告の記載のない花粉症治療薬に変えての服用では、インペアード・パフォーマンスがおさまり、体調も通常通りに回復し、終始マスクを着用していましたが鼻水も止まりました。
花粉やハウスダストの増減で鼻水の出る出ないは変わりますし、花粉症治療薬の効き方も個人差がありますが、薬による違いは明らかです。
>>お金のかからない、花粉症・喘息の根本的治療法!!